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マウスピース矯正ってそもそもどんな矯正治療??

執筆者の写真: MIKU(編集部)MIKU(編集部)

編集部のMIKUです。ここ数年話題のマウスピース矯正についてイチからドクターにインタビューしてみました。


 

マウスピース矯正とはどんな矯正治療ですか?


マウスピース矯正は、事前にとっておいた自分の歯型に合う透明のマウスピースをつけて矯正する治療法です。装置の目立ちにくさが最大の特徴で、治療中も他の人から気づかれにくく、口元も自然な印象に仕上がります。


マウスピース矯正の種類によって異なりますが、毎日17~20時間程度の装着が必要です。また約1~2週間に1回の間隔で形状の異なるマウスピースに交換し、少しずつ歯を動かしていきます。


歯科医師によるチェックを約1ヵ月~3ヵ月に1回程度受け、治療後も保定装置をつけて歯並びが元に戻ってしまうことを防ぎます。


 

マウスピース矯正のメリットとデメリットを教えて下さい


マウスピース矯正によるメリット・デメリットには、主に以下のようなものが考えられます。


マウスピース矯正のメリット「目立たない」

従来のワイヤー矯正では、ブラケットと呼ばれる装置を歯に取りつけ、ブラケットにワイヤーを装着することによって治療を行っていました。そのため、治療中であることを周囲に知られやすいことがデメリットのひとつでした。その点、マウスピース矯正で使用するマウスピースは透明のため、周囲の人からほとんど気づかれることなく、歯並びをきれいにすることが可能です。

マウスピース矯正のメリット「取り外し可能」

従来のワイヤー矯正の場合、自分で装置を取り外せないため、食事に制限があります。一方、マウスピース矯正では自分で装置の取り外しができるため、食事に制限はありません。また歯みがきの際も隅々までブラッシングが可能なため、口腔内を清潔に保つことができ、むし歯の予防にもつながります。

マウスピース矯正のメリット「違和感が少ない」

マウスピース矯正で使用するマウスピースは薄いプラスチック製のため、装着時の違和感や痛みが少ないといわれています。装置が口腔内に当たる際の痛みや口内炎ができるなどのトラブルもほとんどなく、使用が可能です。

マウスピース矯正のメリット「体に優しい」

金属を一切使用していないため、これまでワイヤー矯正ができなかった金属アレルギーの方も安全に治療できます。

マウスピース矯正のデメリット「難しい症例がある」

以前と比較して、マウスピース矯正も適用症例が拡大されていますが、全ての症例を治療できるわけではありません。重度の顎変形症や不正咬合などはマウスピース矯正に向かないケースもあります。その場合、ワイヤー矯正など他の治療と併用して治療を進めることも考えられます。


マウスピース矯正のデメリット「装着時間」

マウスピース矯正は毎日定められた時間装着し続けることで効果が期待できます。マウスピースのつけ忘れや就寝時だけの装着など、時間が短い場合には効果が現れにくいでしょう。


 

マウスピース矯正が適しているのはどのような人ですか?


マウスピース矯正は、毎日決められた時間装着し続け、定期的に歯科医院に通って新しいマウスピースに交換する必要があります。


そのため、毎日装着時間を守る、定期的に通院するなど、自己管理がしっかりできる方に向いています。


またその他、ワイヤー矯正など他の治療よりもマウスピース矯正が向いている方には、主に以下のような職業の方々が考えられます。


マウスピース矯正が適している人「人前に立つ方」

マウスピース矯正は装置が目立ちにくいため、アナウンサーやキャビンアテンダントの方をはじめ、人前に立つお仕事をされているサービス業などの方にも安心してご利用いただけます。


またトランペットやフルートなどの楽器を演奏される方がマウスピース矯正をする場合、ワイヤー治療と比較して演奏時に口元に痛みなどを感じることなく治療を進めることができます。

マウスピース矯正が適している人「スポーツ選手」

アスリートやスポーツ選手は、試合や練習中などに矯正中の装置が当たると口腔内のけがにつながる可能性があり、結果に影響することもあります。


マウスピース矯正は他の選手と接触した場合でも口腔内にけがをするリスクは低く、競技中は取り外しも可能です。またスポーツをする際は奥歯を噛みしめて力を発揮しているため、歯並びを整えることによって本来の力を出せるでしょう。


 

マウスピース矯正を考えている方にメッセージをお願いします


マウスピース矯正は透明の装置を装着して治療するため、周囲からはほとんど気づかれることがありません。また装着時も違和感や痛みが少なく、取り外しができるため、口腔内の清潔を保てることもメリットのひとつです。


ただし装着時間を守る、適さない症例もあるため、事前に歯科医師と相談のうえ、治療を進めましょう。


 

以上、インタビューでした。


立たない・取り外しができる・痛みが少ない がメリットということですね!


ホリエモンがSNSで話題にしたり、国内メーカーがどんどん増えたりとここ数年追い風が吹いている印象のマウスピース矯正ですが、昔からあるブラケットによる矯正治療を重んじている矯正歯科医の意見なども聞いてみたいですね。

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